2024年12月29日,両毛線で着いた小山駅は改札前が東西連絡通路になっているので改札を出て左側の東口へと向かう。小山駅は通過線や待避線に番号が割り振られているので水戸線のホームは15番線と16番線という大きい数字になっているが15番線は行き止まりになっていて小山駅手前で左に分岐して東北本線の13番線との間を通り抜ける線路があってこれが14番線という扱いらしい,小山駅を通過して東北本線を宇都宮方面へ直通する列車はないし16番線は行き止まりではなく宇都宮方面へ線路が伸びていて東北本線に渡っていけるようになっている。
自由通路から地上に降りるとタクシー乗り場やバスターミナルがあって白鵬大学のビルが建っている。自由通路から左側(宇都宮側)の階段を降りた方が一般乗降場を通らずに済むので道路を渡りやすい,白鵬大学を右に見ながら進むと大きな通りに出るので,そのまま真っ直ぐ住宅街に入っていくとすぐに駅東公園がある。 駅の改札口を出て10分も経っていない。
駅から来ると,目指すC50は公園の東南側にあるので公園内を通り抜ける。トイレや管理人室があってその先にC50があった。周りは金網で仕切られ屋根もあるので状態は悪く無いし下手な塗装もされてなく自然な褪色具合なのも良い,掲示によると月曜・水曜・金曜・日曜(年末年始は除く)の9時から12時に公開しているようだ。
両毛線で活躍していた機関車の1台らしく,足利駅前にあるEF60と同じ123号機なのはあえて揃えたのだろうかEF60は高崎第二機関区だがC50は小山機関区だ。小山駅の南側で東北本線から水戸線が左に離れていくところにあったらしいが今は面影もない。結果的に梅小路機関区に蒸気機関車は保存されているが保存場所の候補地として争ったのがここ小山機関区で扇形庫もあったようだ。
両毛線や小山駅構内の入替で活躍したC50-123号機はゆかりの地で大事にされている。


